制作日|2019年5月

光|光は、かつて形而上学的な神や人間を超える大いなるものの、ひとつの象徴とされていたが、現代科学の発展によって、その正体は波であり、同時に粒子でもある、ということが証明されてきた。しかし、この科学技術の発展によって、一度は否定された形而上学的な思想が再び見直されていることは注目すべきことだ。
光を微視的に観察すると、遠く隔てた光の粒が、まるで瞬時に意思を通じ合わせているかのような不思議な振る舞いを示す。そして、巨視的に世界を眺めた時でも、光は大陸をキャンバスにして巨大な生命の形、動き、流れを示すようなダイナミズムな絵を描く。まるでそこには人知を超えたメッセージがあるかのようだ。
まさに科学技術によって得た新しい視覚体験や知見が、自然の仕組みがもつ生命の神秘に、より深みと創造性を与えているのではないだろうか。光を知るということは、現代を生きる私たちに、大いなる生命のみなもとの前に立ち、その意味を再び問いかけることなのかもしれない。

作品サイズ(光 | W364×H515mm×2)

©DAISY BALLOON

会期|2018年12月8日(土)– 12月20日(木)
時間|11:00 – 20:00
会場|ハウス オブ ジーニアス 東京
住所|〒107-0062 東京都港区南青山5-2-12 R2-A
Official|https://www.moncler.com/jp/monclernow-isntthatgenius/
Numéro|https://numero.jp/news-20181210-moncler/
HITSPAPER|http://antenna7.com/portfolio/noirkeininomiya_daisyballoon/

世界で活躍する8組のクリエイターがモンクレールのアイコニックなダウンをキーワードに手掛けた、継続的なプロジェクト ”モンクレール ジーニアス (MONCLER GENIUS) 」”。この革命とも言えるプロジェクトに特化したコンセプトストア ”ハウス オブ ジーニアス (HOUSE OF GENIUS) ”が、南青山とニューヨークに出店。
12月8日(土)からは、ノワール ケイ ニノミヤの精巧なデザインと実験的なアプローチによって作られた “6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ(6 MONCLER NOIR KEI NINOMIYA)” にフォーカスした、特別なイベントが期間限定で開催。DAISY BALLOONはインスタレーションを担当し、「繭」「エラーモンダック」「ラバーモンダック」の3作品を発表。期間中に、NOIR KEI NINOMIYAのアイテムをご購入していただいた方限定で、6 MONCLERラバーモンダック(NOIR KEI NINOMIYA × DAISY BALLOON)をプレゼント。

作品サイズ(繭 | W1500×H3400mm(Photo 2)、エラーモンダック | W1300×H2100mm(Photo 3)、ラバーモンダック | W172×H193mm(Photo 4)
写真|小川真輝

©DAISY BALLOON

会期|2018年11月22日(木)– 12月3日(月)
時間|10:00 – 21:00
会場|パルコミュージアム 池袋パルコ・本館7F
住所|〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-28-2
Official|https://art.parco.jp/parcomuseum/detail/?id=89

主催|パルコ、企画制作|パルコ、caruta、sora、UNICUM、らうらうじギャラリー、協力|グラフィック、サビア、村川美紀建築設計事務所、大久保畳店、監修|木村宗慎 、ビジュアルデザイン|河村康輔、会場デザイン|浅野・出江建築事務所

参加アーティスト|石川真澄、伊丹豪、今井トゥーンズ、瓜生太郎、岩江圭祐、OHGUSHI、佐々木香菜子、澁谷忠臣、原聡、鈴木博雄、チバコウタロウ、丁子紅子、小林恵実子、DAISY BALLOON、DKZ、河村康輔、HAMADARAK、七菜乃、福井利佐、牧かほり&南志保、ミヤケマイ、RIBBONESIA

参加(匠)|阿以波、江南、典雅堂、中村外二工務店、西村圭功漆工房、日吉屋、宮脇賣扇庵、山本合金製作所

波動|内なる空間を有する生物として人は誕生する
音、味、香り、色、形、五感で世界が発する波動を受け取り、感情の管を振動させる能力を先天的に備えている
しかし、いつしか人は内なる空間をあらゆるもので埋めようと躍起になる
空であることで、微細で多様な振動を感知し、創造性を享受できるにも関わらず
空であることを人は畏れるようになる
宇宙に存在するすべての物体は、無秩序から秩序へと戻る為に運動する
人の内なる空間は、この無秩序の世界において、調和を見出すために必要なもの
自身と異なるもの、無秩序と調和を図るために不可視な波動を感受し、感情の真空管を通さなければいけない

波動とはそのものの声
波動とは物事の趣き
波動とは潜在的な記憶
波動とは輝きの像
波動とは光で顕在化された世界の姿

素材|ラバーバルーン、漆、サイズ|W450×D70(波動1)、W150×D70(波動2)、W40×D90(波動3)、W40(波動4)
写真|伊丹豪

©DAISY BALLOON

会期|2018年8月16日(木)– 8月30日(木)
会場|World Financial Center
住所|No.1 East 3rd Ring Middle Road, Chaoyang District, Beijing
Official|http://www.bjwfc.com.cn/en/index.asp
The project supported Orbis Kids Sight Programs in Mainland China|http://campaigns.orbis.org/kidsfriends/en/index.html

Organaized|World Financial Center、Created|AllRightsReserved、Artwork|DAISY BALLOON、Sponsored|théATRE、China Internet Nationwide Financial Services inc.、king&wood mallesons、KWM artcenter、TianAnLife、Partner Charity Organaizations|Orbis International、SHANGHAI UNITED FOUNDATION

IRODORI|日本語の「彩り (IRODORI)」という言葉の中には、配色という意味だけでなく、その背景にある、地に根付いた文化、過去から息づいてきた生命のようなものが内含されている、と考えています。
今回のインスタレーションでは、私たちが生きている多様性という「彩り (IRODORI)」を有した世界をモティーフに、それらが内から外へと拡散される巨大な生命エネルギーとしてどのような様相を為しているかを表現しました。換言すれば、生を受けて広大な世界へと小さなエネルギーが拡散されていく果てに、自然や大気といった大いなるものに重なり混じり合っていく、次世代へと繋ぐ膨大な生命のプロセスを可視化する試みとも言える作品です。
(IRODORI Size|W10×H12×D20m)

©DAISY BALLOON

会期|2018年6月20日(水)– 6月24日(日)
時間|9:00 – 18:00
会場|旭川デザインセンター
住所|〒079-8412 旭川市永山2条10丁目
Official|http://www.asahikawa-kagu.or.jp/adw/

旭川が持つ「過去から未来」と「人と森の関係性」を、ひとつの物語として作品にしたいと考えました。物語は3つのパートに分かれていて、旭川の文化・風土から、人と森の共生、またそれによって旭川家具が生まれるまでの過程を暗喩として表現しています。旭川の象徴である雪と森と人、それらが交わり合って大きな集合体として輝いていく。旭川家具から世界に放たれる燈を感じていただけたら幸いです。
ハーモニー|旭川の自然と生活を営む人間が生み出すハーモニーを、雪解け水が土に吸い込まれていく姿として表現しています(Photo 1)。
ヒトトモリ|旭川の象徴である雪と森と人が混じり合い、各々が個として輝くことによって、やがて集合体としての大きな燈になっていく姿を表現しています(Photo 2)。
(ハーモニーサイズ|14m)

©DAISY BALLOON

会期|2018年6月1日(金)– 6月10日(日)
時間|10:00 – 22:00
会場|Central Embassy – OPEN HOUSE(6F)
住所|1031 Ploenchit Road, Pathumwan, Bangkok 10330, Thailand
Official|http://www.centralembassy.com/home/

Forward|タイ王国に訪れた時に感じた、未来に向かう強いベクトルを表現しようと試みました。着目したのは、人間の生命力であり、社会という巨大な仕組みを動かす、個の営みです。社会の至るところに溢れるこの活力は、微視的な視点では小さな個ではありますが、ただ単に個の肉体が勝手に振舞っているのではなく、タイという国の文化上の前提という広大な背景の中で生じているものではないかと感じています。つまり人は、常に人・個であり、社会・全体をも現しうる存在であると私たち daisy balloon は捉えています。 このような考えから、私たちは、一人の人間が生を受けて、各ライフステージにおける社会的なイニシエーションを経ること、すなわち、誕生、育成、邂逅、共同、創生、といった人生のテーマをメタファーとして作品化しています。

©DAISY BALLOON

会期|2018年2月24日(土)– 2月25日(日)
時間|10:00 – 19:00(24日)、10:00 – 17:00(25日)
会場|SO-CAL LINK GALLERY、入場無料
住所|〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-9-8
Official|http://www.meiji.co.jp/do-wonders/exhibition/

参加アーティスト|石井 正信、清川 進也、デイジーバルーン、勅使河原 一雅、吉田 愛
主催|株式会社 明治、特別協力|朝日新聞社 株式会社 スイッチ・パブリッシング、医学博士|吉田たかよし

Bridge|私たちデイジーバルーンは、体内の抗原に対して形成される「自然免疫」と「獲得免疫」という二つの防衛ラインを往来する樹状細胞に着目しました。樹状細胞とは、侵入してきた敵を発見し攻撃する「自然免疫」の形をとりますが、それよりも、主な活動は、あらたな免疫を生み出す「獲得免疫」の情報源としての架け橋のような役割だといいます。 このような架け橋という役割に瞠目したのは、生物が進化の過程で選びとってきた「自然免疫」と、日々進化する抗原の”いま”に対抗する「獲得免疫」の狭間に立ち、情報をバトンとして受け渡すという行為に共感したからです。

©DAISY BALLOON

制作日|2018年1月
撮影日|(映像)2018年2月、(衣装)2018年9月

バルーン|デイジーバルーン、フォトグラファー(衣装)|小川真輝

資生堂 "PROFESSIONAL MANIFESTO" Movieの衣装を担当いたしました。
バルーンが本来持ち合わせている表面膨張の性質に着目し、3つの異なったプロセスで変遷していく様子を表現しています。

©DAISY BALLOON

会期|2017年12月22日(金)– 12月24日(日)
時間|15:00 – 21:00(22日)、10:00 – 20:00(23日、24日)、ライトアップ|16:00 –
会場|明治神宮外苑、入場無料
住所|〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町2-3
Official|https://www.bepal.net/aoyamachristmasforest/

12月22日(金)ー 12月24日(日)の期間、明治神宮外苑にてクリスマスイベント「AOYAMA CHRISTMAS FOREST」が開催されます。
デイジーバルーンは、13メートルのもみの木に「バルーンシェル」オーナメントを装飾します。

©DAISY BALLOON

会期|2017年12月9日(土)– 12月25日(月)
ライトアップ|17:00 – 28:00
会場|ホテルアンテルーム京都(正面入り口|バーラウンジ)
住所|〒601-8044 京都府京都市南区東九条明田町7番
Official|https://hotel-anteroom.com/

12月9日(土)からホテルアンテルーム京都の正面入り口/バーラウンジに、水を象徴とする「バルーンシェル(湖)」、12月12日(火)から東京青山のグローカルカフェ正面入り口に、光を象徴とする「バルーンシェル(太陽)」を、12月25日(月)までの期間内作品展示しています。
(バルーンシェルサイズ|W2200×H1100mm)

©DAISY BALLOON

会期|2017年11月29日(水)– 12月25日(月)
時間|イルミネーション|10:30 – 23:30
会場|GINZA SIX
住所|〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10-1
Official|https://ginza6.tokyo/winter_2017_event

GINZA SIXのエントランス入り口にて、11月29日(水)─ 12月25日(月)の期間「GSIX XMAS: Mirror Bell Dress」DAISY BALLOONが展示されています。
クリスマスベルの形がミラー素材のオーナメントで作られており、街ゆく人や銀座の風景が映り込みながら光輝きます。
高さ:4m、場所:中央通り側エントランス (4丁目側)

©DAISY BALLOON

会期|2017年11月16日(木)– 12月25日(月)
時間|11:00 – 23:00、イルミネーション|17:00 – 24:00
会場|大名古屋ビルヂング
住所|〒450-6490 愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号
Official|https://dainagoyabuilding.com/events/view/55/

ディレクション|清川あさみ
バルーン|デイジーバルーン

「Dreaming for Christmas」をテーマに、一人の女の子が夢みる創造の世界を表現しています。
中枢から分裂する輝きの像(光)と螺旋状に包み込む無色の像(意識)が、女の子の夢の階層を形成しています。

©DAISY BALLOON

会期|2017年8月31日(木)
時間|17:30 –
場所|石巻市荻浜
映像|https://www.youtube.com/watch?v=zar9fT_jSn4

SETLIST|M1-ゴッホ Remix ver、M2-桃太郎 Remix ver、M3-マルコ・ポーロ Remix ver
CREW ACT|KOM_I(WEDNESDAY CAMPANELLA)、DIRECTOR+MOVIE|Kento Yamada、STILL|Saki Yagi、COSTUME|DAISY BALLOON、STYLING|Toshio Takeda、HAIR&MAKE|Yuko Aika、LIGHT|HIKARI ASOBI CLUB、PA|zAk、MONITOR|Yu Shitanda、BUOY|Fushimi、SHIP|Tochi
©Reborn-Art Festival 2017

Reborn-Art Festival 2017『51日間、毎日どこかで音楽が鳴っているプログラム』で、水曜日のカンパネラが出演し、DAISY BALLOONが衣装を担当しました。
Reborn-Art Festivalの牡鹿半島の拠点「牡鹿ビレッジ」を舞台に、自然物と触れ合い時間の経過とともに、覆われているバルーンが形を成していく様子を生配信します。

©DAISY BALLOON

会期|2017年8月18日(金)– 9月3日(日)
時間|10:00 – 9:00(月-土)10:00 – 8:00(日曜・祝休日)
会場|西武渋谷店A館7階 特設会場
住所|〒150-8330 東京都渋谷区宇田川町21-1
映像|https://vimeo.com/234638081

主催|渋谷西武店、コラボレート | デイジーバルーン、Image/SIGNO、Sho Konishi、空間 | 谷川じゅんじ(JTQ)、グラフィック|ヒッツファミリー、 映像|Soshi Nakamura、サウンド|Kei Komatsu、協力|Shojinmeat、Taisuke Shimanuki

バイオ技術から生まれるファッションの未来を想像する展覧会 「bionic by sputniko!」 が渋谷西武展で開催されます。展覧会は「衣服もバイオ技術で作られる未来が訪れたとしたら?」という仮説をもとに、身体拡張としてのファッションの未来について考察し、衣服がバイオから生成される様をインスタレーション(会期中増殖していく)で表現する試みとなっています。
デイジーバルーンは、自己生成している|睡眠、泳ぐという行為を極限まで高める為に自身の一部を拡張する|運動、センスやTPO が試される|デート、人生の輝かしい瞬間を彩る特別な|結婚式を想像し、4つの生活場面における未来のファッションを提示しました。 

©DAISY BALLOON

会期|2017年8月29日(火)ー 8月31日(木)
時間|12:00 – 19:00(29・30日)、11:00 – 17:00(31日)
会場|Le Hall TOGO
住所|〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-4-20 パークコート神宮前2F
URL|http://www.markandlona.com/

10週年を迎えるMARK&LONAの象徴とし牽引し続けてきたブランドロゴ「スカル」を立体的に表現いたしました。
幾何学的な配置と、それぞれのもつ形の陰影を取り入れ、見る角度や視点から、スカルの表情が変化して見えるよう試みています。
(スカルサイズ|W1700×H2200mm)

©DAISY BALLOON
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