前期|海”生命の起源” 2023年5月10日(水)– 6月26日(月)1階コンコースウィンドー
中期|根”生命の集積” 2023年5月31日(水)– 6月12日(月)9階祝祭広場
後期|森”生命の還元” 2023年6月28日(水)– 7月24日(月)1階コンコースウィンドー
時間|10:00 - 24:00(1階コンコースウィンドー)、10:00 - 20:00(9階祝祭広場)
住所|〒530-8350 大阪市北区角田町8-7
Official|https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/window/index.html
主催|株式会社阪急阪神百貨店、プロデュース|DESIGNART、演出|LUFTZUG、照明|株式会社DOTWORKS、設営|株式会社脇プロセス、バルーン|デイジーバルーン、繊維|豊島株式会社、大貫繊維株式会社
前期の海から中期の根、そして後期の森へとバルーンシェル(※)が形を変えながら変化していきます。
(※)バルーンシェル:膨らませたバルーンを、繊維糸(または他素材)で覆い凝固させ、バルーンの形状を記憶させた彫刻作品。シェル自体は最小単位の個体を表し、内包されていたバルーンは「細胞」、外骨格は「細胞壁」とし、それらが群体を成すことで生命の足跡や文脈を辿り、微視的から俯瞰的な視点を可視化する役割を担います。阪急うめだ本店1階コンコースウィンドー、及び9階祝祭広場で使用されているバルーンシェルの繊維は、再生繊維(糸)、残糸を使用しています。
前期|海”生命の起源”:魚群の本能として働く、トーラス状に循環しつづけたり、隣から隣へと急速に広がったりする、順応や反発が織りなす集団行動とそこから生まれるエネルギーを表現。凝固したバルーンを覆う繊維糸(バルーンシェル)の内部で、バルーンがゆっくり劣化することで、時間の流れとともに生命の循環を表しています。(写真|01-06)
中期|根”生命の集積”:巨大な根が海で生まれたエネルギーを集積し、私たちが暮らす大地に新たな生命として送り続けるさまを表現しています。巨大な根が水を吸い上げ、森へとエネルギーを送る様を光の移動で演出いたします。(写真|07)
後期|森”生命の還元”:生命の源を集積した巨大な根が連なり、大地に森を形成し、花、果実、動物などの新しい生命が生まれ、エネルギーが還元されるさまを表現しています。(写真|08-12)
写真|株式会社 阪急阪神百貨店