制作日|2013年4月
頁|79-86
撮影|東京、日本
オーダーフォーム|https://daisyballoon.stores.jp/items/52fec0b18a56100f76000224

バルーン|デイジーバルーン
フォトグラファー|北浦凡子

気泡|液体、もしくは、個体が気体を含蓄する泡というものは、属すべき場所がない。それは、いわば状態変化の一過性を象徴しているように思える。泡の本質は気体と膜であり、形を留めている膜がやぶれることによって無に還る。すべての泡の行き着く先は、消失なのだ。個体や液体もいずれは朽ち果て、恒久的に生命を宿す状態を指し示している訳ではないが、泡はその行く末を我々に予言して、幻想と本質の両者を垣間見せる。

©DAISY BALLOON

制作日|2013年
頁|7-13
撮影|東京、日本
オーダーフォーム|https://daisyballoon.stores.jp/items/52fec0b18a56100f76000224

バルーン|デイジーバルーン
フォトグラファー|皆川聡、ヘアメイク|Masaki Moritani 、プロダクションサポート|澁谷摩耶
素材提供|JX Nippon Oil & Energy Corporation

異質|理論上、最小単位では同質なものであっても、世界のすべての、異質なもの同士を融合させることは極めて難しい。喩えば、水と油がそうであるように、各々の性質が対極的である物質は、心を許さず、あからさまに反発して馴染まないものだ。しかし、異質なもの同士でも、融合しなくとも、理解することは可能だ。異質なものの性質を知り、対象の個性を知り、歴史や存在意義を理解することは、自己を知り、共有する原初を意識することであり、すべてのものと未来を建設的に構築する過程にいることに他ならない。

©DAISY BALLOON

制作日|2013年
頁|7-13
撮影|東京、日本
オーダーフォーム|https://daisyballoon.stores.jp/items/52fec0b18a56100f76000224

バルーン|デイジーバルーン、コラボレート|牧かほり
フォトグラファー|皆川聡、ヘアメイク|Masaki Moritani 、プロダクションサポート|澁谷摩耶

異質|すべての生物は、生まれた瞬間から死に向かっていく。多くの花の場合は、種子から成長して、花びらをつけて、枯れて、果実となり、やがて種子に還る。その過程において『美』に彩られる瞬間がある。しかし、『美』そのものを永久に留まらせることは出来ない。では何故、『美』という概念があるのだろうか。いずれ朽ち果ててしまう『美』にどのような意味が内包されているのか。満開に咲き誇っている花の姿は、『美』の象徴でありながら、『醜』を心に植え付ける。『美』の解釈を揺るがし、その揺らぎ自体が『美』そのものであるように振る舞っているように見える。

©DAISY BALLOON

制作日|2013年3月
頁|21-29
撮影|東京、日本
オーダーフォーム|https://daisyballoon.stores.jp/items/52fec0b18a56100f76000224

バルーン|デイジーバルーン
フォトグラファー|皆川聡、ヘアメイク|Masaki Moritani 、プロダクションサポート|澁谷摩耶

遺伝子|DNA を次世代に遺すという行為は、生物の宿命において極めて重要である。 バルーンに形状が似た、「心臓」と「種子」の合成語を名前に持つフウセンカズラ もまた、DNA を遺す為に、ハート形があしらわれた種子を遠方まで飛散させる。一方、無生物としての物質には、当然のことながら種子のようなDNA 情報を持つ ことはない。 しかしながら、日本の遺伝子とも言える、技術と精神は、形而上的なアウラ、そして 生命力として遺伝していく。

©DAISY BALLOON

世界遺産チャリティーアートエキジビション
「レゴ®ブロック」で作った世界遺産展 PART-3
展示|2012年10月 -
URL | http://www.pofp.jp/

デイジーバルーン写真集 vol.2|構築
制作日|2013年10月
頁|43-47
撮影|東京、日本
オーダーフォーム|https://daisyballoon.stores.jp/items/52fec0b18a56100f76000224

バルーン|デイジーバルーン フォトグラファー|皆川聡、ヘア|Dai Michishita 、メイク|Kanako Yoshida

構築|他者と異質であるさま、それは畏れであり、また自意識の門前に立脚することである。 嘗て、自意識が総体になりえた時代もあったが、現代では全体が細分化し、同時に 自意識の解体が迫られている。その為、現代人は他者へと意識を拡張し、思考することで自意識の再構築が求められるようになった。拡張の過程で、私たち人類は物質の構成単位まで紐解く技術を手中にし、共有なるものを新しい知見として掘り出す事に成功している。新しい知見は、異質なるもの同士を結ぶ接点として突如現れたかに見えたが、実は 私達の惑星、宇宙には既にコードとして書き残されたものである。 果たして私たちは、物質の最小単位から構築する過程に、何を見い出すべきだろうか。それを探求するには、他者へ眼差しを向け続けなければならないだろう。

©DAISY BALLOON

会期|2012年10月21日(日)– 11月4日(日)
時間|12:00 – 19:00
会場|Trans Arts Tokyo(旧東京電機大学校舎11号館 16階)
住所|〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-2
URL|http://www.grapass.net/2012/tokyo/jpn/index.html

Graphic Designの魅力で世界をひとつに結びつけ、未来のあるべき社会を考える「Think Touch Talk」をテーマに世界を巡るイベントが東京で開催されます。今年で4年目となる東京開催は、神田にある旧電機大学11号館校舎をまるごとアートセンターへと変貌させるプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO」の16階フロアにて開催。デイジーバルーンは#1609Aで“輪転 -rinten-”の作品を展示しています。

©DAISY BALLOON

二子玉川ビエンナーレ2012:
会期|2012年10月6日(土)– 10月7日(日)
時間|10:00-20:00
会場|玉川高島屋S・C
住所|〒158-8701 東京都世田谷区玉川3丁目17番1号

デイジーバルーン写真集 vol.2|脱皮:
制作日|2012年
頁|39-41
撮影|東京、日本
オーダーフォーム|https://daisyballoon.stores.jp/items/52fec0b18a56100f76000224

バルーン|デイジーバルーン
ディレクター|梅沢篤、フォトグラファー|皆川聡、スタイリスト|飯島久美子、ヘアメイク|富沢ノボル、モデル|Ninon Webb

脱皮|一瞬たりとも同質の時間など存在しないように見える。 私たちは、絶えず成長を促されて満足に過去を振り返ることさえままならない。 しかし、 成長の過程の一瞬には美しき人生の点が存在する。 自身の器には収まりきらなくなった魂は新たな器を探求し宿る。残された器は、 抜け殻となり、あなたの生きた証となるのだ。 生の一瞬を悩み、もがくことは、何とも美しい人生の宝ではないだろうか。

©DAISY BALLOON

大阪タカシマヤ:
会期|2012年3月28日(水)– 4月17日(火)
時間|10:00-20:00
会場|大阪タカシマヤ
住所|〒542-8510 大阪市中央区難波5丁目1番5号

デイジーバルーン写真集 vol.2|輪転:
制作日|2012年4月
頁|31-36
撮影|東京、日本
オーダーフォーム|https://daisyballoon.stores.jp/items/52fec0b18a56100f76000224

バルーン|デイジーバルーン
キュレーター|長森大介、コピーライター|前出明弘、プロデューサー|宮城直士
フォトグラファー|間仲宇、フォトレタッチ|櫻井喜明、ヘア|Koji Ichikawa、メイク|Ken Nakano、スタイリスト|小山田孝司
映像|大内裕史、音楽|佐藤礼央

輪転|人間主体となった世界と神や自然といったカテゴリーを一時的に和解させるものは 美しい。崇高なるとも言える神や自然の美しさは、暫定的な遭遇として私たちの眼前に表れる。自然は時として厳格であり、 時として寛容であり、私たちに畏怖と抱 擁、 そして、生と死を意識させるものだ。現代社会は、 生々しい生や死を隠蔽する巨大な装置が設けられ、 何処か悠遠なるものとなってしまった。しかし、 自然の摂理が物語るように、 死は生の始まりであり、 生は死の始まりに過ぎず、絶えず輪転し私たちの傍らに存在し続ける。 生死は表裏一体であり、また、生死自体に善悪はないのである。 只、私たちが、生を全うする時、死が新たな光を携えて表出されるのだ。

©DAISY BALLOON

デイジーバルーン写真集|「森のアップルベアー」
制作日|2010年8月
頁|ブックカバー、67-83
撮影|東京、日本
オーダーフォーム|https://daisyballoon.stores.jp/items/516537e7a95dcbb24000001b

バルーン|デイジーバルーン
フォトグラファー|間仲宇、スタイリスト|小山田孝司、ヘア|Koji Ichikawa 、メイク|EBARA

本作品では、バルーンで構成される生成物を技術的な視座から、改めて再考し、より本質的なバルーンを見つめ直す目的で制作された。 物語のいくつかのシーンを構成している空間内の料理や花までもがバルーンで制作されており、その技術が物語の一部に遜色なく溶け混んでいる。 バルーンには、そもそもマットからクリアーなものまで、数多の種類が存在するが、本作品では、クリアーな材質に特化し、クリアーならではのレイヤーの重なりを探求している。つまり、ドレスなどの服が持つ『覆う』という人体と衣服の関係性が、このバルーンによっても成立する事を改めて示唆するものであり、バルーンの既成概念である装飾するものという枠を越境し、バルーン自身がプロダクトとして人間との関わりに大きく齎すものを表出させていると謂える。

©DAISY BALLOON

会期|2010年10月28日(木)– 11月7日(日)
時間|10:00-20:00
会場|GYRE
住所|〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-10-1

バルーン|デイジーバルーン
スペースコンポーザー|谷川じゅんじ、サウンドスペースコンポーザー|井出祐昭、フォトグラファー|山口賢一

GYRE(東京都渋谷区表参道)の3周年記念として、バルーンアートと音楽が融合したエモーショナルなサウンドジェネレートインスタレーション「Voice of Universe」を館全体に展開。 3カ所のサウンドスポットで、バルーンのオブジェと共に耳を傾ける。

©DAISY BALLOON

デイジーバルーン写真集|「バルーン戦争」
制作日|2010年4月
頁|59-65
撮影|東京、日本
オーダーフォーム|https://daisyballoon.stores.jp/items/516537e7a95dcbb24000001b

バルーン|デイジーバルーン
フォトグラファー|田川友彦、スタイリスト|田村秀雄、ヘア|Moriya K-suke、メイク|Rika Tanaka

2011年4月に創刊された「FIERCIVE / NO.59」に寄稿した。 核兵器、武装を纏い、権力の争いを繰り返す「戦争」をバルーンで表現した。 バルーンに含有されているポップアートとしての大衆文化の側面とは相反する、戦争が持つ慄然性をバルーンで表現する事で、既成概念の揺さぶりを行った。 権力を誇

©DAISY BALLOON

デイジーバルーン写真集|「レイヤーの重なり」
制作日|2010年7月
頁|19-25
撮影|東京、日本

バルーン|デイジーバルーン
フォトグラファー|間仲宇、ヘア|Koji Ichikawa 、メイク|EBARA

あらゆる姿・形の構成物は、マイクロメートル程の最小単位が幾重にも連なり形を産み出している。人体においてもこの自然摂理は当て嵌まるが、本作品でもクマを象ったバルーンを最小単位と見做し、その連なりで一つのドレスを制作した。最終形態として「Bear」や「Dog」が象られたが、この最小単位は大・中・小と大きさは異なるものの、形状は全く同じ遺伝子を持ったデオキシリボ核酸=DNAで構成されていると謂える。また、本作品は写真家、ヘッドスタイリストとの融合作品でもあり、それぞれのクリエイティビティ、つまり異なる断層=レイヤーの融合の表現でもある。その為、ポップでありながら、モードが侵食するようなレイヤーの重なりが見受けられる作品となっている。

©DAISY BALLOON

デイジーバルーン写真集|「舞いおりた少女」
制作日|2010年4月
頁|47-57
撮影|東京、日本

RICH magazine 表紙カバー:
バルーン|デイジーバルーン
フォトグラファー|板山拓生

「舞いおりた少女」:
バルーン|デイジーバルーン
フォトグラファー|内田将二、フォトレタッチ|櫻井喜明、ヘアメイク|Hirokazu Niwa、スタイリスト|相澤樹

2010年4月、「RICH magazine / issue 01 : Music Saves Our Lives」が創刊され、そのカバーアートワークを担当した。バルーンで形成された「RICH」という文字には、バルーンの持つ丸みや、張り、膨らみ等様々な角度から演出することで、よりバルーンの性質や質感を立体的に体感することが出来る。 中面の少女の作品は、媒体コンセプトのLive=Soundをテーマに展開されている。バルーンは破裂すると爆破のような衝撃音を発し、バルーン同士が擦れ合う音も、緊張感のあるサウンドを与えてくれるが、こうした喧騒とも思われるバルーンの破裂音の対義語である静寂という空間を産み出す事でカタストロフィ前の一瞬を切り抜き、そのスプライシングされた間に少女が舞い降りたという状況を演出した。

©DAISY BALLOON

会期|2010年2月24日(水)– 3月14日(日)
時間|10:00-20:00
会場|ハーバーシティ 香港
住所|3-27 Canton Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong

デイジーバルーン写真集|「光と影とバルーン」
制作日|2010年1月
頁|27-45
撮影|東京、日本

バルーン|デイジーバルーン
フォトグラファー|間仲宇、フォトレタッチ|櫻井喜明、ヘアメイク|須田理恵、スタイリスト|丸本達彦

香港最大級のファッション・ショッピング・モール:ハーバーシティーにて 「Chocolate A-Z Exhibition」が開催され、70メートルに渡るギャラリー通路にて、14枚の作品が展示された。「Chocolate A-Z Exhibition」は、香港のクリエイティブ・スタジオ AllRightsReserved がキュレーションした展示会で、チョコレートの持つ魅力や可能性を、A~Zまでの頭文字から成るアート及びプロダクトを媒介にして表現されたイベントである。 世界から35組のアーティスト・デザイナーがこの展示の為に、アートワークを制作。世界から著名なアーティストが集結するにあたって、より日本らしい作風を意識し、国内で眠っている技術・資質に強烈な光を当てることで、浮かび上がる陰影にフォーカスしている。 停滞する日本経済の中で、新しいイノベーションを産む事は必須だが、それと同時に、スポットライトが、未だ充分に当たっていない感性や業界に光を当て、再構築することは、日本がネクストステップとして示すべき道である。強烈なフラッシュライトを焚くと、瞼を閉じた際、陰影が残るように、色彩の強弱や陰影の強い造形美は、この通路の歩行者にとって、残像として日本の進むべき道を印象付ける効果を与えたと考えている。

©DAISY BALLOON

デイジーバルーン写真集|「躍動するバルーン」
制作日|2010年1月
頁|8-17
撮影|東京、日本
オーダーフォーム|https://daisyballoon.stores.jp/items/516537e7a95dcbb24000001b

バルーン|デイジーバルーン
フォトグラファー|間仲宇、フォトレタッチ|櫻井喜明、ヘアメイク|須田理恵

「靡く」「捲れる」「舞う」から想起される躍動をテーマに、バルーンの可能性を表現したものである。 則ちその表現において、バルーンで構成されたドレスを一度解体し、バルーンドレスとは何か? 着用出来るのか? という根本的な疑問に回帰し、再構成する事でバルーンの既成概念を壊し、提示するものである。 また、バルーンドレスという形状への探a求だけでなく、バルーン自体の質感や色、輝き、耐久性をも模索した。 本作品はストーリー性を含有させる目的ではなく、意図的にバルーンの可能性を引き出す説明書のようなものでもある。

©DAISY BALLOON
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