会期|2024年5月10日(金)– 5月31日(金)
時間|24時間(ライトアップ:17:00 – 24:00)
会場|東京ガーデンテラス紀尾井町(紀尾井テラス1Fエントランス)
住所|〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1−2
インタビュー|https://www.tgt-kioicho.jp/inkioiweb/article/article004.html

主催|西武リアルティソリューションズ、企画|Studio Per、プロデュース|en one tokyo inc.

東京ガーデンテラス紀尾井町「KIOI ROSE WEEK 2024」が2024年5月10日(金)– 5月31日(金)の期間に開催。一本のバラの根と、その根から吸収した養分によって育つ花との関係を、バルーンと紙で表現したエデンワークス篠崎恵美さんとのコラボレート作品「Embrance|植物は根から生まれる」を発表いたします。また、施設内のザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町36階で、Embrance作品で用いた使用済みのバルーンをレジンで閉じ込めたDAISY BALLOON「Apple bear- POLARIS-B」と、edenworks「PAPER EDEN」も同時展示しています。

Embrace|植物は根から生まれる
わたしたちが日常生活で見る、花や木は、地中にある根から生まれています。土から吸収した養分を糧に根が育ち、地上に芽を出して、一本の木へと成長を遂げる。その過程の中で、数十年間かけてたくさんの花を咲かせ、未来への種を蒔きます。「Embrace」では、視認しやすい地上の花や木だけではなく、地中深くに広がる根の世界も包含した植物の立体像<イマージュ>を、一本の薔薇の根と、その根から吸収した養分によって育つ花をモティーフに表現しています。根と花は鏡のように地上と地中で相似形を成しながらひとつの生命を躍動させますが、その姿は、まるで過去の自身を包み込み、肯定しながら成長しているように見えます。根からはじまり、数十年かけてたくさんの花を咲かせて散っていく植物の生命の在り方を通じて、自然から乖離し始めた人類が探求すべき、「生命とは何か」という問いかけへと繋がっていくことを願っています。

作品サイズ|W1.8×H21.3m
写真|小川真輝

©DAISY BALLOON